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令和元年度子育てママのハピ&らくセミナー

印刷用ページを表示する 掲載日:2020年3月24日更新

第1回 6月14日(金曜日)
おしゃべり交流会~はなそう、つながろう~        講師:NPO法人 とべ子育て支援団体 ぽっかぽか代表 村上明子さん

 初回は、砥部でつどいの広場「ぽっかぽか」を中心に子育て支援活動をしている村上さんを講師に迎え、先輩ママでもある村上さんの子育て経験なども伺いながら、交流会を行いました。
 まず、地域子育て支援活動をするきっかけや現在の活動についてお話をいただいた後、グループでゲームを行いました。ゲームを通して子どものことや、自身のことを話すうちに、緊張がほぐれたようでした。
 次に、子育ての困りごとについて付箋に書き出してもらいました。多かった困りごとについて、グループ内で自分の子育て経験や、自分が子どもの頃にどうしてほしかったかを考えて話し合いました。共感の声が上がっているグループもあり、様々な経験や意見を聞くことで、みんなの悩みが解決に向かっているようでした。
 最後に、村上さんはご自身の子育てを振り返って「自立をさせるのが子育ての目標。今は自立の手助けをしていると考えて、甘やかせる時には甘やかして。今は目の前のことに必死だと思いますが、少し先の未来を見ることで、子育ての楽しさに繋げてください。」と締めくくられました。交流会を通し、今一度自分の子育てを考える良い機会となったようです。

受講生の声

 ◆同じように子育てを頑張っているお母さんたちとお話をするだけで、気持ちが明るくなりました。日頃の悩み、少し話すだけでもヒントをもらえたり、心を整理できたりしました。

 ◆初めはグループトークやゲームなどに緊張しましたが、徐々に打ち解けることができ、色々な話を聞くことができてよかったです。講師の先生からも経験談や実際の現場であったお話などを聞けて、大変参考になりました。

第2回 6月21日(金曜日)  
子どもの個性に寄り添う
~悩みを成長に変える関わりとは?~
講師:愛媛県発達障がい者支援センター 副センター長、発達障がい者支援専門員 佐尾貴子さん

 第2回は、愛媛県の組織で発達障がい者支援を中心に子育てに関する支援を行っている佐尾さんを講師にお迎えし、子どもとの関わりや寄り添い方について考えました。
 最初に、自分の名前と、ペアとなった相手の良い所を伝えるという、褒め合う自己紹介を行いました。ママとなり褒められる機会が少ない中、小さな事でも誰かに褒めてもらうことで、お互いに自然と笑顔になっていました。
 講義の中で子どもの苦手さを体験するワークを行いました。作業しにくい環境を作り細かい作業をする中で、急かすような言葉かけがされており、「早く」や「きちんと」など、子どもに普段かけている言葉ではありますが、言う側から言われる側になり、子どもや苦手意識を持つ方の気持ちが分かって新鮮だったという感想が聞かれました。
 佐尾さんは、子育てにはほめ伸ばしが大切であり、愛のある体罰でも脳の萎縮は起きるため、賢い子に育てるには体罰はするべきではないと述べられました。
 受講生の方々も子どもの気持ちを体験することで、自身の子育てを見直すととともに、声掛けや言葉選びについて改めて考えることができたようです。

受講生の声

 ◆改めて今の子育てを見直す良いきっかけになりました。「泣く」ことの大切さ、気付けて良かったです。

 ◆実際に演習をすることで、子どもへの言葉かけや関わりを改めて見直すことができて本当に良かったです。これからの子育ての中で参考になる話をたくさん聞かせていただきました。

第3回  6月28日(金曜日)
子育てママのマネー講座~コツコツ貯めて、しっかり増やす~       講師:FP Office アイル ファイナンシャルプランナー 小野雅紀さん

 第3回目は、子育てになくてはならない「お金」の問題を取り上げました。ファイナンシャルプランナーの小野さんを講師に迎え、教育資金や老後の資金について伺いました。
 昭和の時代は、夫が働き妻は家庭を守るという働き方でしたが、平成になり夫婦共働き世帯も多くなりました。令和の時代には、夫婦共働きに加え、三本目の柱としてお金を働かせるという考え方が広がるのではないか、と小野さんは述べられました。
 運用をするためのステップとしてライフプランを考えました。ライフプランを作ることで、将来お金が必要なタイミングや手元から離れても大丈夫なお金が分かるようになります。また、年金に頼らない老後目標を立てることもできるため、必要なステップといえます。
 小野さんは、お金を貯めるポイントとして、目標・ゴールを具体化する事、実行・現実可能な目標にする事、20年ほどの長期間で行うことを意識して今すぐ行動する事、を挙げられました。最後に「小さな事の積み重ねが、未来を大きく変えてくれます。今日ここで学ぶことがあったと思われたら、どんな小さなことでもやってみてほしい。明日の実行へとつなげてもらえればと思います。」と締めくくられました。

受講生の声

 ◆貯金するだけが大切だと思っていたので、運用は自分には関係ないと思っていましたが、運用するメリット、口座にお金を置いておくだけとの違いが具体的な数字で分かったので、増やすという事を考えるきっかけになりました。

 ◆長期、積立、分散投資…あまり聞き慣れないワードでしたが大変勉強になりました。豊かな老後が送れるように、ライフプランを作っていきたいと思います。

第4回  7月5日(金曜日)
わたしの未来を拓く~ここから始める、これからの「私」~         講師:キャリア共育研究所 所長、キャリアコンサルタント 清水美穂さん

 最終回は、キャリアコンサルタントとして企業の人材育成などを行っている清水さんを講師にお迎えし、子育て以外のやりがいや働くこと、新しく挑戦することなどについて考えました。
 始めに、ネームプレートを作り自己紹介を行いました。どのグループも様々な情報が得られたようで、にこやかに進みました。
 次に、それぞれの生きがいについて考えました。それぞれが「面白い」「楽しい」と思う事、将来の理想の自分についてワークを行いました。頭の中で考えたことを話すとどうしても固い言葉になってしまうため、雑談のような雰囲気で質問されたことを話すと、自分の無意識の言葉が出くるという脳の作用を利用したワークで、受講生も自然と自分の未来を描けているようでした。
 また、ライフプランシートを作成し、20年後までに達成したいことや家族のライフイベント、自身のキャリアや健康管理などについても書き出しました。早めに将来の事を考えて家族と共有することで、課題や問題点に対して素早く動き出せます。
 清水さんは「いきいきする自分になるためには、自分が人生を楽しまないといけません。この講座で、少しでも考え方として学ぶものがあればいいと思います。」と締めくくられました。今までの自分を振り返り、新しい時代に輝く自分を考える良い機会となりました。

受講生の声

 ◆自分の事を考える余裕もなく日々生活していたので、振り返りの時間をいただき、ありがとうございました。

 ◆毎日バタバタ過ごしていて、20年後の事まで考える機会がなかったので、すごく参考になりました。目標を持って過ごすことが大切だと感じました。

 

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